小児ぜんそくの治療の基本は薬物療法です。
ぜんそくの発作を起こりにくくする「長期管理薬」を使った治療と、ぜんそくの発作を止める「発作治療薬」を使った治療の2つに分けられます。
長期管理薬の、口から吸入する「吸入ステロイド薬」は、気道に直接作用して、炎症を協力に抑えます。
吸入ステロイド薬は、全身性の副作用の心配は殆どありません。
薬が肺までしか届かないうえ、吸収された成分は、肝臓に到着すると壊れる為です。
ごくまれに「声がかれる」などの局所的な副作用が、のどに付いた薬の影響で起こることがあります。
このような副作用は大人に比べると子どもには少ないようです。
しかし、口の中の細菌が増え、虫歯になることがあるので、吸入ステロイド薬を使用した後は、うがいをすることが大切です。
吸入ステロイド薬が、うまく吸入できなかったり、効果が不十分だった場合には、「抗アレルギー薬」「気管支拡張薬」が使用されます。
最近は、長期管理薬を毎日使い続ける治療によって、小児ぜんそくをコントロールする事が重視されるようになりました。
子どもの場合、治療をきちんと受けていれば、小児ぜんそくは思春期までに治る可能性があります。